お昼寝

当園では0歳児から年少組の夏ごろまで、お昼寝をしています。
お昼寝は以下のような効果があります。
体力の回復・・日中たくさん活動して疲れた体を休めることで体力を回復することができます。
・脳の疲労回復、情緒の安定・・子どもの脳は、活動している間に様々な刺激を受けています。ストレスがたまると攻撃的になったり、すぐに泣いたりなど情緒が不安定になります。お昼寝をして、脳を休めることで情緒が安定し、癇癪などを起こしにくくなります。
・記録力の向上・・お昼寝で脳の記憶領域が整理されることで、記憶力が向上すると言われています。
・免疫力の向上・・睡眠中に分泌される『メラトニン』というホルモンにより、細胞の免疫力低下を防ぎ、抵抗力が向上すると言われています。特に幼児期は、メラトニンが最も多く分泌される時期なので、お昼寝をすることで免疫力向上につながります。

お昼寝時は、『コット』と呼ばれる、一人用の簡易ベットを使用しています。ベット面は、メッシュ素材で通気性が良く、熱や湿気もこもりません。また、床から10㎝ほどの高さがあるため、床に直接触れないので、ほこりを吸い上げず、アレルギーの原因となるダニの繁殖も防ぎます。ネットなのでおもらしや嘔吐などで汚れても、水洗いできるので衛生的です。
保護者の方には、コット用のシーツを入園の際にご購入いただき、上に掛けるタオルケットや綿毛布のみ持参して頂いております。

園では、だいたい同じ時間にお昼寝に入るようなリズムになっています。ご家庭でなかなかお昼寝をしてくれないというご相談を頂きます。ご家庭のご都合もあるかと思いますが、できるだけ同じ時間にお布団に入るようにすると、少しずつ生活リズムができ、お昼寝のリズムがついてきて、少しずつ眠れるようになると思います。