済美幼稚園の七不思議 ~鏡のむこうがわ~

どうもこんにちは。

済美幼稚園オカルト研究部の矢代です。

どこの小学校にも「トイレの花子さん」や「こっくりさん」がいるように、

済美幼稚園にも七つの不思議があるのです…。

 

 

シリーズは第2章 『鏡のむこうがわ』 恐怖レベル★★★☆☆

年長組の子ども達に、どんな恐怖が待ち受けているのでしょうか…。

今回も皆様を、不思議の世界へとご案内いたします。

それではまいりましょう。

 

 

※怖いのが苦手な子もたくさんいますので、参加は強制ではなく自由参加で行っています。

※この物語はフィクションです。

 

済美幼稚園の職員の間で、昔からこんな噂があります。

 

”過去の園児で、鏡のむこうの世界に行った子がいる”

いつの時代の、どんな子なのかはわかりません。

しかし、その子が幼稚園生活の途中から鏡の向こうの話ばかりするようになったという噂だけは、ずっと話されてきました。

本当かはわかりませんが、自由画帳のページが真っ黒になるまで同じ事を書いていたり、理解できないような事を話していたらしいのです…。

 

その噂は本当なのか。

この幼稚園のどこかに、鏡のむこうがわと繋がれる場所があるのか。

その謎を解き明かしていきます!!

 

 

「せんせい、ななふしぎいつやるん?」

「はやくして~!」

10月後半、子ども達からの煽りが多くなってきましたので、参加者を集めました(笑)

ふむふむ、今回は前回を上回る数です。

最後まで残れる子は、何人いるのでしょうか(^_^;)

 

謎解きツアーを始める前に、子ども達に聞きました。

「まず、なにか情報がほしいと思うんだけど、どこに行く?」

子ども達「園長先生のところに行って、もしわからんかったら竹中先生のところにいく!」

 

職員室へ向かいます。

「園長先生、かがみのむこうがわって知っていますか?」

 

園長「鏡の向こう側…?この世界には知らない方がいい事ってのがあるんだよ。」

 

「…。」

 

園長「あなた達が思っているような世界ではないかもしれないね…。」

 

 

園長先生は意味深な言葉を残されて退室。

「園長先生、なんか知っとりそうやった」

情報が掴めなかったので、竹中先生の方へ向かいます。

「竹中先生、かがみのむこうがわって知っていますか?」

 

 

竹中先生「あー、その噂ね…誰から聞いたの?」

 

「幼稚園には子ども達1人ひとりに個人記録っていうのがあるんや。で、職員室の奥の棚に今まで卒園した子の記録も全て保存してあるんやけど、1つだけ心当たりのあるものが…」

そう言って持ってきたボロボロのファイル。

「1992年 年長1組 ふくべすみと 個人記録」

 

今から30年も前のものです。

「担任 神田よしみ…?」

 

 

なんと、その子の担任の先生は30年前の神田先生だったのです!

その子の個人記録には、こう書かれていました。

 

 

「1人で遊ぶ時はいつも自由画帳をしている。自由画帳にはいつも『かがみのむこうがわ』と何度も何度も書いていてページが真っ黒になるまで書き続けていた。」

 

 

「先生が『鏡の向こう側ってなに?』と聞くと、『6枚のかがみがそろうと、かがみのむこうがわのせかいにいけるんだよ』とよくわからない事を言っていた…」

そして、ファイルの中にはなんと!

すみとくんが書いたと思われる、自由画帳の1ページが…。

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

これにはさすがに怖がる子ども達。

ここでリタイアする子が数名いました。

 

「みんな大丈夫!とりあえず落ち着こう」

 

やはりこの幼稚園のどこかに、鏡の向こう側と繋がれる場所があるようです。

「『6枚の鏡がそろったとき…』って書いてあったけど、6枚の鏡なんて見たことないね…」

「でもおそらく、子ども達には見つからないように隠されているんじゃない?」

「よし、みんなで探してみよう!」

 

 

子ども達みんなで園内を探し回りました。

暗い倉庫の中やトイレ、その他にも鏡のありそうな場所を探しましたが6枚の鏡は見つかりません。

 

 

なかなか見つからなかったので、2階ホールに一度集合。

「頑張ってみんなで探してみたけど、ちょっと見つからんね。」

「時間もそろそろ無くなってきたし、今回の謎はこれ以上…」

 

 

その時、ゆうはちゃんが言いました。

「あっ!!!後ろの壁!!!なんか6枚ある」

?????????????

 

 

見ると確かに、壁が6枚に分けられています。

みんなで上からのぞいてみると…

なにやらロックがかかっていて、壁が開きそうです。

恐る恐るロックを外してみると…

 

「きゃゃゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

なんと壁の裏には、大きな鏡が6枚。

子ども達は一目散に逃げだしました(笑)

 

 

「ああ怖かった…」

「でも俺たち最後までのこったよ!」

「せんせい、謎はときあかされたよね?」

今回、最後まで残り謎を解き明かしたのは22名でした。

「鏡の向こう側、コンプリート‼いえぇ~い」

 

いかがでしたでしょうか(笑)

今回もかなり刺激的な内容となってしまい、お家でも怖がっていたら申し訳ございません…。

 

子ども達は頭の中で様々なイメージをして、想像を膨らませていたかと思います。

そのような活動って、意外とすごく記憶に残ったりするものですよね♪

思い出の一つになればいいなと思い、私たちも一緒に楽しませてもらいました。

 

 

次回は、11月。

どんな不思議がまっているのでしょうか(*’▽’)

みなさん、その日が来るまで、お楽しみに~

以上、オカルト研究部 矢代でした。

 

追記

ホールの鏡は昔、ダンスをするために設置されたものです。

異世界には繋がっていませんのでご了承下さい。